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知っておこう!奨学金あれこれ ~その2~
奨学金や教育ローンを考えるその前に!!

のぞいてみよう!受験生家族のふところ

子供の進学が目前に迫った“受験生の保護者”の皆さんにとって、進学にかかる全ての費用や、周囲にいる同じ受験生を持つ親がどの程度の余裕があるかということは、とても気になるところではないでしょうか。実際のところ、周囲の受験生の親は、いったいいくらのお給料もらっているのでしょうか。

国民生活金融公庫が調べた調査結果によると、「国の教育ローン」を利用された家庭の平均収入は、令和元年度調査において、年間617万円となっています。実はこの結果、金額の多い少ないという点はさておき注目すべき点として年々減少状況にあるのです。長引く不況により、今や給料カット、ボーナスカットというテレビや雑誌の記事も珍しくない昨今。言うまでもなく、この不景気が原因であることは間違いありません。

次に注目していただきたいのは、この数字が、主たる家計維持者の年収に加え、その他家族の年収を加えた合計金額だということです。つまり、お父さんの年収に加え、お母さんのパートなどの収入がある場合は、その金額を加えたものということになるのです。ちなみに、同調査で教育ローンや奨学金を利用されているご家庭を見てみると、お母さんが専業主婦という家庭は少ないようです。

各家庭の暮らしぶりにもよりますが、夫婦合算で年収が617万円として見た場合、例えば子供が一人であれば、教育費はそう負担にならないように思うかもしれません。しかし、子供が2人、3人ともなると、先述の不景気により年を重ねても大幅な収入は期待できないことからも、決して贅沢はしていないのに、財布が寂しいと感じているご家庭も多いはずです。

もし、現在平均収入よりやや下回るご家庭で、進学を控えるお子様がおられる場合は、奨学金や教育ローンといった学費援助制度を検討してみることが必要なのかもしれません。ただ、これらは全て借金と同様です。できることなら、できるだけ負担のないようにしたいものです。入学までのわずかな期間でも、住宅ローンや生命保険などの見直しをするほか、常日頃の生活における無駄遣いなどを洗い出して、支出を抑えることを検討していきましょう。

もっと知りたい、進学に必要なお金の現状

では、奨学金や教育ローンへの申込を頭の隅においた状態で、進学や教育には一体どの程度の費用がかかるのかを見て行きたいと思います。もちろん、進学先によって費用は大幅に違ってきますが、進学先や目指す進路が既に決まっている場合は、自分の子供の進学にこれからどれほどのお金がかかるのかということをシュミレーションし、どの程度の費用が必要で、そのうちどの程度の助けがあれば、無理のない生活が送れるかということを考えていきましょう。

また、役立つ情報や知っておくべき情報はなるべく早めに収集し、無駄のない進路計画や人生設計をしておくことで、少なからず家庭全体にゆとりが生まれ、きっと明るい将来がやってくるはずです。

日本学生支援機構の
奨学金とその他の奨学金

奨学金といえば、最も有名なのが日本学生支援機構の奨学金です。
平成21年は利用者が約110万人でしたが、令和元年の利用者は約130万人でこの10年間で約20万人も増加したことになります。
日本学生支援機構の奨学金には、金利負担のない第一種奨学金と、金利負担のある第二種奨学金の2種類があります。
日本学生支援機構の他にも、都道府県や市町村が行っている奨学金制度や新聞配達をすることで支給される奨学金もあります。学校独自の奨学金も多数ありますので、これらの奨学金制度を活用して自分を磨きましょう。

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