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知っておこう!奨学金あれこれ ~その1~
お金がナイ…けど進学したい!!
進学はタダじゃないが、利益がある!
大学に限らず進学にあたって必要なのは、勉強だけではありません。もちろん、学校によって差はあるものの、周知のように、多くの費用が必要になります。学生一人一人の家庭や個人における経済状況は違うため、これによって進学を諦めようと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、経済的に余裕がないからと言って大学を諦めて、果たして“楽”になるでしょうか。
大学では、勉強や周囲とのかかわりを通じて、本当にやりたいことを見極めたり、見つけたりできる大切な時間を過ごすことができます。また、短大や専門学校では、専門的な職種への就職時に有効な技術を在学期間に身に付けることが可能です。これにより、就職の幅や選択肢が大きく広がるのが、進学の大きな利点です。
さらに、大きく広がった選択肢は、将来のあなたの収入にも大きく関わります。これは、大学を卒業したからこそ働ける会社もあれば、大学を卒業した履歴によって収入が高くなる場合もあるのが現状としてあるからです。また、専門学校の就職率は近年とても高く、即戦力として企業が求めていることが、専門技術や知識を持つ人材を高く評価していることを意味しているからです。
やりがいのある仕事や、納得のいく職場、豊かな生活により出会える道として、進学はあります。こうした将来への糧となる進学を、決して経済的な理由で諦めることがないように、進学資金を助成してくれる制度があるのです。もちろん、全てを頼りきってしまうと、後々の返済負担がないとはいえません。
だからこそ、まずは「何にどのくらいの費用がかかるのか」、「進学することでどういった費用が発生するのか」といったことをよく知り、奨学金を上手に活用した有意義な学生生活を目指して欲しいと思います。
日本学生支援機構の
奨学金とその他の奨学金
奨学金といえば、最も有名なのが日本学生支援機構の奨学金です。
平成21年は利用者が約110万人でしたが、令和元年の利用者は約130万人でこの10年間で約20万人も増加したことになります。
日本学生支援機構の奨学金には、金利負担のない第一種奨学金と、金利負担のある第二種奨学金の2種類があります。
日本学生支援機構の他にも、都道府県や市町村が行っている奨学金制度や新聞配達をすることで支給される奨学金もあります。学校独自の奨学金も多数ありますので、これらの奨学金制度を活用して自分を磨きましょう。